自分の裁量が残っていたほうが楽しい。
好きにやろう
勉強は「できること」からどんどん手を付けていくべきだ。テスト勉強など期限が決まっているものは優先順位も大切だけれど、普段の勉強ではそうしたほうがいい。
やらない子の言い訳で「何をしたらいいか分からない」というものがあるが、「勉強って何をすることだと思う?」と問うと「問題を解くこと」という答えが大概返ってくる。だったら、問題を解くことから始めればいいのだ。
とりあえず目の前にある教科書やワークの問題を1問解いてみて、どうだったかを感じる。そこから次の1歩が見つかる。もしその問題が解けなかったのなら知らないことを知る必要がある。教科書を見たり解答を見たりすればいい。解き方が分からないのなら人に聞く。
初めの1歩が踏み出せない子は、スタートとゴール、それに道順が示されていないことに戸惑っていることがある。でもそんな道なんて無いのだ。好きにやってみたらいい。買ってもらったおもちゃの遊び方が全て決められていたらすぐに飽きてしまうだろう。勉強もそれと同じだ。やり方なんて気にしないでいい。やったもの勝ちなのだから。
そうしてある程度遊び方が分かってから、もっと良い方法を考えればいいと思う。