「文章問題が苦手」を克服する塾へ。
できるまでやるのみ
小学生の子で、「文章題ができない」という子は、原因として国語の力を疑われるのが一般的だ。「文章を読めていないから問題が解けない」と。
でも国語の力うんぬんの前に「習得できるまで練習していない」だけの子が結構いることが分かる。学校のカリキュラム的にはそこまで時間をかけてもいられない。公立の学校では、各学年の文章問題をきちんと解き切れる子は全体の半分もいないんじゃないかな。
計算問題は文章題よりも1題を解くまでの時間が短い。だから同じ1時間でも文章問題よりも多く演習をこなすことができる。一方文章題は問題を解くまでの時間がかかるのでこなせるほど演習量を稼ぐ前に次に進んでしまう。これが「文章題ができない子」の生まれるカラクリだと思う。
「習得できるまでやっていない」という至極もっともな話で申し訳ないのだが、学校のカリキュラムの限界でもあるのだと思う。だから塾ではそのバランスを崩し、「文章題月間」なんて設けてみて1ヵ月くらい毎日同じ問題を解かせてみても面白いかも知れない。そっちのほうが学校のカリキュラムを追いかけるよりも学力を伸ばせそうだ。(生徒はすごく嫌がりそうだけど。)まずは長期休みに入ったらやってみようと思う。