学校を調べる時は、そこに通っている想像をすると楽しい。
文教大学について
今回は文教大学について。このあたりに暮らす高校生にとって一番身近な大学だ。
文教大学と言ったら「先生になるための大学」。 私学で初めて教育学部を設置した学校で、その歴史も50年以上だそうだ。
キャンパスはここ埼玉県越谷市と神奈川県茅ケ崎市(湘南)、そして新たにできた東京都足立区(東京あだち)がある。学部はそれぞれ教育学部・人間科学部・文学部が越谷キャンパス、情報学部・健康栄養学部が湘南キャンパス、国際学部と経営学部が東京あだちキャンパスにあり全7学部だ。学生数は8100名ほど。担任制をとっているのも特徴だ。入試の難易度は各学科偏差値で45~57くらい。教育学部の人気が高く倍率も10倍を超えている学科もある。一般入試は3~4科目、特別入試では1科目+面接とか、英検+口頭試問、募集人員は少ないがプレゼンテーション入試なんてのもある。
このあたりに暮らす高校生にとっては志望したい大学のひとつだと思う。なんたって自宅から自転車で通えるのは大きな魅力だ。東京足立キャンパスも花畑にあるので、頑張れば自転車でいけるかも。湘南キャンパスは3時間くらいかかりそうなので通いは難しいかな。近隣の高校からは、偏差値55以上の高校から2桁くらいの合格者数が出ているようだ。
この大学に通って教員を目指し、埼玉県の学校で働いて地元に根差した生活を送るのも素敵だなと思うが、私個人としては人間科学部で心理学の勉強をするのも面白そうだなと思った。