高校生でも失敗する

失敗を糧にしていこう。

時間配分の練習


もくせい塾の高校生たちは自立した人が多くて頼もしい。中学生の頃から自学指導をしてきた子も多いので、高校でも自分のなすべきことがしっかり見えている。

 

とは言え、少し突っ込むとまだまだ脆いところも見え隠れしている。この前見つけたのは、「テスト中の時間配分」についてだ。

 

学校の定期テストで時間が足りなくなってしまったという子がいた。どれどれと見てみると、初見の問題が何題か含まれていてこれが早稲田の入試問題で全体的な量も少なくない。前から馬鹿正直にやっていると時間は足りなくなるよなぁという内容だった。

 

こういうのは中学生の頃は時間配分を気にせずできた子に多いんじゃないかな。1問目から正々堂々と攻略する力があった子。そういう子は全体を見てから解ける問題と解けない問題を選り分ける作業を知らずに来ていたりする。高校に入学して、定期テストの平均点が50点を切る場合などは満点取らせない問題なのだから、「いかに多く点を取るか」という意識にシフトする必要がある。

 

まだまだ工夫できることは多い。がんばろう。