運の良さは引き寄せるもの。
可能性は上げられる
テストなどで勉強していたものが出たときに、「運が良かった」と感じることがある。たまに入試の場で「読んだことのある文章」がドンピシャで出たという人もいる。そんなときは自分の引きの良さにビックリするかも知れない。
でもその運の良さは「たまたま」ではない。勉強自体をしていないとそれは起こり得ないからだ。
たくさん問題に触れていたその中の同じものがテストや入試で出てきたわけで、その可能性を高めたのは自分自身だ。階段を上るおばあちゃんの荷物を持ってあげたからでも、川を流されている子猫を助けたからでも落ちていた10円玉を交番に届けたからでもない。「勉強をやった」からだ。
ここを勘違いしていると痛い目を見る。勉強において何もしていない人には「ラッキー」も「大逆転」も起こらない。ある日突然自分の身に起こったシンデレラストーリーなんてものはない。
逆にこれらの確率を高めるための努力を続けた人には「良い運」が巡ってくることがある。それを引き寄せる行動が、自分をシンデレラへと押し上げる。