きちんと規定しないとね。
やる気に応えるイレギュラー
ある生徒が春休み期間だからか、授業の振替を申し出てきた。私は「まあ用事があるなら」と了承したのだが、授業がなくなったはずの今日、その子は普通に自習をしに来ていた。
うん、移動させた理由はなんだかよく分からなかったけれど、勉強を一生懸命頑張っているのは分かった。
振替に関してだが、もくせい塾では制度としての振替は元々受け付けていない。振替は授業の回数売りだ。それをしてしまうと年間48回を基準に授業回数を決めることになり、「5週目は授業が休み」をやらなくてはいけない。トータルで授業回数が減ってしまうのだ。だから振替はしていない。学校と同じで、休んだらその日の授業は終わり。
でも、やる気はあるけど学校行事や病欠でやむを得ない場合がある。そういう子の為に、別日に授業を行っている。ちょっと分かりにくいかも知れないが、補習をしていると考えてもらいたい。
これを今まで「振替」と言っていたのだが、ちょっと拡大解釈につながりそうなことが起きつつあるので、今後はあくまで受けられなかった授業の補習ということを強調しておきたい。上の子は事情があり振り替えたことで結果得をするので良いが、私としては授業を受けたい子が損をしないようにしていきたいのだ。その為の負担ならいくらでも請け負う。