まずは体力作りから。
日々を無駄にしないためにも
学校も本格始動し始めた。
部活動が始まり出した新中学1年生はさっそくひとつ山場を迎える。特に活動が毎日あるような運動部に所属する子は、しばらくは体力が追い付かないという状況に陥りがちだったりする。
毎年夏が終わって秋に入る頃まで、疲れてクタクタになってしまう子が出てくる。お母さんから
「疲れてしまって、家に帰ってきてすぐに寝ちゃうんです」
なんて話もよく聞く。そうなると勉強との両立が大変で、中学生になったタイミングで勉強の習慣づけをすることができずにズルズルいってしまうこともある。ここは気を付けておきたいところ。
ズルズルいかないようにするには、勉強をする時間を決めておくことが効果的だ。帰って来て寝てしまうなら、朝30分早く起きて勉強するとか、食事の前にするとかね。あとは「絶対に毎日」行うことを決めておく。内容は簡単なものでいい。教科書の音読とか、英単語を5個覚えるとか。そのくらいのことでも毎日行うと効果は絶大だ。それに
「昨日何もしなかったな」
とならずに
「疲れていたけど、音読はできた」
となるだけで自信につながり学力によい効果が出る。体力がつくまではそれでいい。