勉強の「はじめかた」

まずはやってみることが重要。

勉強のはじまりはヌルっとでいい。


勉強を始めようとするときに、「完璧主義」になっていないだろうか。びっちりとした計画を立てて、それを完璧にこなすこと目指すような。それは長続きしない。

 

例えば歯磨きだ。これは誰しもがもう何年もやっていることだと思うけど、「1つの歯に対して、必ず20回ずつブラシをこすりつける」みたいなことを決めて毎日実行している人はほとんどいないんじゃないかな。そこまできちんと決めてやろうとすると歯磨きでもきっと辛い作業になる。

 

勉強も同じで、初めにやることを固めすぎると辛い作業になってしまう。だからはじめは、「毎日教科書を開く」のような、「へ?これだけ?」と感じるくらいの楽なことから始めるべきだ。それでも何もやらないよりはずっとマシになる。そしてその簡単なことをちゃんと続けることで、勉強の習慣はついていく。

 

勉強をしない子の中には、「ちゃんと完璧にやらなくちゃいけない」と強く思い過ぎてしまって、その通りにいかなくて挫折してしまったなんて子もいると思う。別に勉強だって肩肘張らずに気軽に初めていいんだ。いきなり100じゃなくても、0が1になるのが大きい。ヌルっと始まったとしても、やっているうちにその足取りはどんどんしっかりしていく。まずは1歩踏み出すことが大切だ。