知識は網目状に広がっていき、科目を横断する。
英文の内容
英文を読むには、英語に関する力だけじゃなくて、その「内容」に対する見聞や知識も必要だなと感じる。
高校生と大学入試の英文を読んでいて、「ことわざ」がたくさん出てきた。
The early bird catches the worm.
「早起きは三文の得」
といったものが出てきても、そのことわざ自体を知らないと、
「早くの鳥は虫を捕まえる」
と訳してしまって、英文本体の文脈が取れなくなってしまう。このことわざならばまだ読解力があれば意訳を推測してまだ何とかなるかも知れない。でも、
Out of sight, out of mind.
「去る者は日々に疎し」
くらいになってくるとだんだん意訳も苦しくなっていく。だから、その文で扱っている内容に関する知識は日ごろから仕入れておきたい。英文自体が難しくて読解がきちんとできていなくても、その内容が何について言っているのかを知っていることで問題が解けることもあったりする。これも力だ。