心に雨が降っていても、今日の作業は淡々と。
いつでも同じように動く
今日は教室を開けてしばらくしてから、中2の子たちが自習にきて頑張っていた。最近中2勢がいいカンジだね。
生徒たちの自習に来たときの顔を見ていると、その日の雰囲気を読み取ることができる。やる気満々で教室に来た子もいれば、
「来ないと塾長にうるさく言われるから仕方ない」
というのが体から滲み出ている子…もいる。
ただ全員に当てはまるのは「誰にでも波がある」ということだ。上で挙げたような勉強に対する前向きな姿勢のようなものは大きな波で、これは長い時間をかけて少しずつ変化していく。しかしもっと小さな波もあって、
「今日は疲れてるからやる気出ないな~」
くらいの波は本当に誰にでもあって、毎日変化している。きっとこれは直前に友達と交わした会話などでも簡単に上下するものだ。
しかしそういった波が下がっている時でも「必ず勉強する」を実践することが学力向上に多いに関わっている。そういった時簡単に「今日はやらない」を選択してしまう子には成績アップは望めない。
和菓子職人が、「今日は腹の虫の居所が悪いから」と、どら焼きの餡子を減らしたり砂糖を塩に変えたりしていたら商売は成り立たない。いつでも淡々と同じことをこなしていくのは大切なことなのだ。誰にでもある気分のムラだが、それを切り離して毎日のルーティーンを行える子が本当の力を身に付けている。