授業中に行っている小テストも、早い子はそろそろ1学期の内容の終わりが見えてきた。
不合格を経験させる
授業で行う数学の小テストが進んできたので、そろそろ躓く子が出はじめている。受けても不合格になる。
小テストの不合格は出してもいい。一生懸命勉強しても一回で合格できない子もいるからね。もくせい塾の小テストのカリキュラムは半年で1年分の学習ができるペースで進む。だから2回に1度合格すれば年間の帳尻は合うのだ。(ただし定期テスト前に余裕を作るためにはそれより早く進める必要があるが)だんだん要領をつかんで一発合格できるようになっていくと、学校の成績もグングン上がっていく。
不合格になった子には再テストを受けてもらっている。再テストは、次の授業までの自習時に受けるように伝えている。これはペースを保つ為と、復習は「早い」ほうが効果的に働くからだ。
問題演習をして学力を伸ばすためには、「間違えた問題の解き直し」が絶対に必要だ。ただ解き散らかしてもそんなに伸びない。丁寧な直しができる子ほど伸びる。それを小テストでやってもらいたいのだ。
実は小テストも普段解いているワークも問題自体に違いはない(そりゃそうだ)。だが小テストで不合格となったほうが間違いに対する意識が高まる。点数がつくと悔しいからね。そこを利用して勉強内容を身に付けてもらうための工夫だ。