トップになるには

器があるなら、なみなみと注ぎたいよね。

上には上が

「地頭がいいなぁ~」と感じる生徒がいる。

 

教えたことをすぐに理解する。暗記も速い。他の子が1時間かけて覚える量を、ものの数分でモノにしてしまう。これまでにちゃんとトレーニングを積んできたんだろうなというのが分かる。

 

しかし、それで成績トップ層に入っているかというと実はそうでもない。今だに2番手グループに甘んじている印象だ。原因は分かっている。努力量が圧倒的に足りない。時間にして、他の子の半分にも満たない。学校の数学や英語のテストでは結果を出すのに、国語の成績がイマイチ。これは定期テスト期間の過ごし方がぬるいのだ。

 

中の上くらいの成績の子の中には、「自分はできる」と過信している子がいる。その自信がプラスに働くことも多いけれど、テストなどを舐めてかかる。だからトップにはなれない。まことに勿体ない。

 

上には上がいる。本当のトップ層は一切の油断をしない。「1問も落とせない」と、試験直前は手が震えるほど緊張する子もいる。そういう姿勢が存在することを、これから教えていく。