甘くはないよ

冷たい対応。

転べ、そして起き上がれ

生徒に対して「まだまだ認識が甘いな」と感じることはままある。

 

例えば「見直しはしました」と言うのに採点するとケアレスミスだらけの答案だったり、「できました」と言うのでチェックしたら全然ボロボロの暗記だったり。「テストの目標順位」に対する実際の振る舞いだったり。

 

「そんなに甘くはないよー」

 

とは思うのだけど、それを直接言ってもなかなか届かない。そういった言葉は本人の実感にはならない。だから失敗して悟らせる。塾には失敗する場を与える役割もあると思う。

 

こういうときの私は意地悪だ。「ショックを受けろ」「へこたれろ」「悔しがれ」と思っている。そして実感しろ、と。だから認識が甘くてうまくいっていない子には冷たく感じられるかも知れない。こういう時はフォローの言葉もかけないからね。

 

でも本番を迎える前に経験してほしいんだ。本気でなんとかしようと思った子しか変われないのだから。