ムムゥ。
道具は自分のものを持ってきなさい
最近、教科書を持ってくるのを忘れる生徒が多く気になる。
以前も書いたのだが、教材や勉強道具は自前のものを使うように。自分が持っていないものは塾のものを使えばよろしい。だが、筆記用具などは自分のものにこだわるべきだし、教科書も自分のものを使うべきだと考える。
道具は普段から使い慣れたものでなければ本来の力を発揮できない。マラソン大会の日に新しい靴をおろす子はほとんどいないだろう。プロのテニス選手は試合に何本かの自分のラケットを持ち込む。試合中ガットが切れてしまったときに、「ワリィ。ちょっとキミのラケット貸してくんない?」なんて言わないのだ。やはり自分の手(足)に馴染んだ道具を使うべきだ。特に教科書は、自分で書き込みをしたりしてカスタマイズしていくこともあるが、塾からの貸し出しだとそれができない。「君のもの」ではないからだ。他人のものを使って集中して勉強なんてできまい。
なんとなく、一連の
「教科書忘れたので貸してください」
の中に、「学校から持ち帰るのがだるい」という空気を感じたので再び掲載する。生徒の教材忘れの多さは、その子の成績と反比例していることも指摘しておく。