反復を増やす人もいれば、減らす人もいる
小学生の頃までに塾などで暗記の練習をしっかりやって来なかった子は、中学に入って定期テストの結果でそれが発覚したりする。
そのだいたいは勉強で「反復練習」をしたことが無い場合だ。そういうときは繰り返し練習することを指導する。
しかし先に書いたように効果的な反復ができない子は、逆に反復回数を減らすように指導することもある。
「3回しか書いちゃダメだからね。それまでに覚えてね」
これは反復すること自体に意識が向いている場合に、それを本来の目的に軌道修正させる方法だ。無駄な作業で時間を使わないようにして効率よく勉強していく練習になると思う。