たーんとお食べ。
咀嚼する力
「ド根性力」、勉強にはこれが必要だ。
前時代的で「ダサい」って言われちゃうだろうけれど。もう少し違った言い方をすると、「乗り越えようとする力」だ。
学力を伸ばし成績を上げるには、できないものをできるようにするという作業が必要だ。単語や漢字を覚えたり、新しいことを習って使えるようにしたり。今まで自分の中に無かったものを取り込んで咀嚼し、自分の力にするという作業の繰り返しが勉強だ。
この咀嚼力、アゴの力の強い子はどんどん新しいことを身に付けてできるようになっていく。ゴリゴリとどんなに固いものでも噛み砕きひと飲みに飲み込んでいく。これは特別なことではなくて、誰にでも固いものを噛み砕ける歯はある。だからあとはこのアゴの力を育てていくだけだ。その為にはいつまでも離乳食ではいられない。自分の実力よりも少し上のレベルの問題に取り組んで、
「固っ!」
というのを経験していかなくてはならない。