生徒には学習の記録を付けてもらっている。授業のときも、自習に来たときも。
学習記録シートにはいろいろな狙いがあるけれど、生徒からの報告を受けるのは楽しい。私自身のやりがいにもなっている。特にテスト期間に入ると、生徒ひとりひとりが普段は塾で(家でも?)やっていない科目を自習でやり出すものだから、それを把握するのにも役立つ。
「英語のワーク2周目をやったけれど、三単現のsで間違えました」
や、
「5科目のワークがだいたい終わりました」
「社会のワークはスラスラ解けました」
というような報告がそろそろ聞こえてきている。いいね、順調に進んでいる。まだワークが終わっていない子の中にも、
「今日は数学のワークを7ページ進めました」
などという報告があると嬉しくなる。それだけやったんか、よく頑張んばったな。
毎日ひとりずつ何をやっているのかを口頭で確認することは叶わないけれど、学習記録シートをチェックすることが、私にとっての「夕飯時の食卓での会話」なのだ。