大学受験生と話をしていて、「物理の問題集の2周目が終わった」と報告を受けた。なんと2周目は1週間で終わらせたとのこと。結構な問題数あるのにすごい。
聞いてみると、この期間は物理ばかりやっていたということだ。夏前、
「物理に苦手意識があってあまり取り組めていない」
と言っていたのにずいぶんな変わりようだと思う。苦手なものとしっかり向き合うということをきちんと「決めた」のが大きいね。
テスト勉強などはバランスよくやったほうが順位は高くなるけれど、このように苦手なものを克服するには、それのみに「集中」する期間を作るのも効果的だ。私も昔、数学だけ・英語だけを勉強している期間を作ったことがあって、その時に自分の力の伸びを実感できたことがある。
苦しいけれど、苦手科目こそしっかり見つめて目を離さないというのが克服のコツかも知れない。苦手科目は伸びしろしかないわけだけら、伸びてくると楽しくなってくる。