
出した課題や宿題を生徒がやって来ないのは「指導の拒否」だ。
ここでいうやって来ないというのは、理由があったり能力的に「やれない」とは違う。できるのにやってこないって話。こちらもそれなりに説得を試みるけれど、そういう子って後ろに透けて見えてるんだよね、
「別に学校じゃないし~塾の課題なんてやらなくても困らないし~」
という態度が。要は舐めてるのね。
そんなときは私の導火線は一気に無くなる。塾を「辞めさせる」つもりでブチギレる。実際にこれで辞めていく生徒もいた。
私がいただいている授業料は保護者様からのものであって、生徒のものではない。親が我が子を
「勉強ができるようにさせてあげたい」
と思い、貴重な時間を使って塾を探し、高い金額を払って通わせるのだ。でも親って、それを「無駄」とは思わないわけ。それだけ我が子のことが大好きなんだよ。
そういう思いをいただいていると思っている。だからその思いを踏みにじる行為は許せない。だから辞めさせるつもりでブチギレる。これで変わってくれるならよし。たとえこれで辞めていった生徒も、ウチではそれが伝わらなかったとしても、この体験を受けて次の塾では同じ舐めた態度ではいられないんじゃないか。そんな淡い期待もある。
だから、塾で指導拒否なんてしてる場合じゃないんだよな。そんなことでグズグズやっている時間なんてない。