「今日は何をする」が決まっているか

生徒には塾に来て勉強を始める前に、その日の予定を立ててもらっている。やることが決まっていれば迷う時間が無くなり無駄が減る。

 

この「To Doリスト」の作り方が上手な子ほど、1日にできる勉強量が増え成績が上がりやすくなる。成績上位の子ほど、この計画がビッチリと書かれていることが多い。

 

生徒には入塾してまずはじめにこの学習計画の立て方を指導するが、これをしっかりと守れている子は成績が上がる。逆に一番ダメなのが、帰る時になって学習記録シートを書いている場合だ。その日の終わりにやったことを振り返るのは悪いことではないが、おそらく「やっつけ」で書かれたであろう学習記録シートを確認してみると、案の定内容が薄い。それはもう、「京風味かっ!」ってくらいに。

 

To Doはその日のうちに終わらなくてもOKだ。終わらなかったら終わらなかったで、それを翌日に持ち越して消化していけばいい。その日の自分の持っているエネルギーを、「ボーっと窓の外を見る」や、「空想の世界で大冒険」のような余計なことに分散しないための工夫として行っていってほしい。