宿題の答えを写す、テストでカンニングをする。こういったいわゆる勉強における不正行為はいつ始まるのか。
発覚するのは中学生が多い。テストなどは、不正が許されない環境でやっているからね。塾でも「あ、答え写してんな」となるのは入塾して日が浅い中学生だったりする。しかしそれが始まるのは多分小学校高学年くらいからなんじゃないかな。
高学年になると、勉強していても分からないことが出てくる。そしてズル賢さが身に付き始めるのもこの時期だ。小学校ではまだそこまで不正行為に対して厳格ではないのだろう(先生にはとっくにバレてるだろうけど)。
一度その味を覚えてしまうと子供は繰り返すようになる。そしてそれが、学力向上の阻害となるのは言うまでもない。だから早目にその芽を摘んでおくべきだ。
実は今日、小学生で答えを写していた生徒がいたので注意した。厳しく詰めてはいないけれど、気づいて乗り越えてくれることを願う。塾は間違えに来る場所。それを伝えきれていないこちらの責任でもある。