「なぜ?」を大切に

「なぜ?」という頭の使い方を癖付けておいたほうがいい。

 

中2の生徒たちは三角形の証明の問題に取り組んでいる。ここでは実際に証明を書くことになるが、証明でそこに書く全ての文言には、書く「理由」がある。

 

なぜこの角とその角は等しいのか。なぜ合同であることが言えるのか。1文1文が全て「なぜ」でつながっている。日ごろから「なぜ?」という頭の使い方をしている子は、証明の指導をしたときに内容をスッと身に付けられるようになる。一方そうでない子は証明を書いても内容を飛ばしたり、文脈がつながっていなかったりする。

 

数学だけではなく、理科や今では社会でさえ「なぜ」という発問がある。ものごとの因果関係をつかむことは、勉強において必須のスキルだ。