昨日中3生に数学の図形問題の解説をしていて、「ひし形の面積を求める公式」を使って別解を示した。
ひし形の面積の公式は小学5年生で勉強するもので、それ以来出てくるものではない。だから昨日も中3生はポカーンとしていた。中学生になると三角形の面積の公式をいじればすぐに導けるものなので覚える必要も無いけれど、知っていることは力だなと改めて感じた。
数学、図形問題は特に別解の解説が大切だと思う。もちろん解答に載っている解き方が身に付けばそれでいいのだけれど、いろいろな解き方があることを知るだけでも幅が広がる。そしてその試行錯誤の中に本当の数学の力が含まれているような気がするのだ。すぐに答えを出すのではなく、手で触っていろいろいじってみることを試してみてほしい。