なんでもいいのだけれど、何かを「できるようになる」のはどんな時か。教わったとき?ノンノン。「できるまで練習したとき」だ。
初めて補助輪なしの自転車に乗ったときのことを思い出してみてほしい。何度も転んだりぶつかったりしながら挑戦し、ある時急に自転車に乗れるようになったのではなかったか(いきなり乗れてしまう人もいるけれどね)。ちょっと矛盾しているように聞こえるかも知れないけれど、「できるようになるまで練習すること」が、できるようになる方法だ。
勉強もそれと同じ。授業を受けたりして、教わっている段階はまだ自分でできるようになっていない。その後暗記したり問題を解いたりして、初めて勉強は自分のものになる。だから、講義を受けるのは勉強のうちに入らないわけで、その「後」が大切なのだ。
学校から帰ってきて、今日やった内容を復習しているか。通っている塾が講義中心ならば、帰って来て内容を復習しているか。もしもそれをしていないのならば、まだ今日の勉強は始まってもいない。さあ今すぐ鉛筆を持とう。