たまにいる。
「ボクのほうがすごいんだぜ」
な生徒。男の子に多いかな。
私が説明しようとすると、その説明を遮って自分のほうができることをアピールしてくる。それはまあ微笑ましくていいのだけれど、たまに拗らせすぎていて、斜に構えて小バカにしてきたりする子がいる。こうなると説明がスッと入っていかず、こちらも仕事がしづらくて困っちゃう。
「いーや、オレの方がすごいに決まってんだろ」
みたいな泥仕合をしても仕方がないので、そういうときは1歩引いて見守る。こういう子って不思議なことに、長くても半年くらいでおとなしくなることが多い。きっと自分では乗り越えられない壁にぶち当たるのがそのくらいなのだろう。強敵に出会って一度負けて、それで再修業するみたいなモードに入る。
そうなってからは、もともと大人しい子よりもできるようになったりするので、やっぱりタイミングが大切だなと思う。