上のグラフを見てほしい。ある中学校の今年度実施された定期テスト5教科の得点分布だ。
見事に「ふたこぶラクダ」の形。最も低い0~49点のところが盛り上がっている。ここに属する子は定期テストで1教科平均10点も取れていない。
次は英語のみの得点分布。
これは衝撃的だった。最も多いのが30点未満の成績だなんて。平均点は52点でやや低いけれど、問題はごく標準的なもの。これが今の公立中学校の現実だ。
英語の学習指導要綱が悪いのかと思ったが、他の科目でもここまで極端ではないけれどこんな感じ。勉強しない子は今後も増えていくのだろう。これを見て、子供の幸せのために学問を身に付けさせたい親はどう思うのだろうか。