今週は面談が立て続いた。ご参加くださった保護者のみなさま、お忙しいところありがとうございます。お話いただいた内容は今後の指導に活かしていきます。
ところで、小学生のお母さんから、
「子供が、問題の『説明』をしてくる」
という旨の話をよくいただいた。これはいいね!
授業で取り組んでいるテーマのひとつだ。問題を解いて丸付けしたら、私の元に間違えた問題などの「説明」をしに来させる。どこがどう間違ったのか、なぜその答えになるのか。
自分で解説するのは、その問題を咀嚼して飲み込んでいないとできないことだ。だから私の前で止まってしまわないように自分で解説を見て「理解する」ことが求められる。これが問題演習を栄養にするポイントだ。
また、「解説」には技術がいる。論理だてて説明する技術ね。今は高校入試でも大学入試でも国語的な力が強く求められる。読める・書ける、じゃないとどの科目でも高得点は望めない。だけど多くの子が本を読まなくなっている。これを補うにはこうしたトレーニングが必要になってくる。
だから生徒たちが家でこうした「説明」をやっているのだと聞いて、良い感じになってきたと感じる。おうちの方も面倒かけて申し訳ないが、是非その説明を聞いて、ひとつふたつ質問をしてあげてほしい。子供を伸ばすことにつながるはずだ。