男の子に「できないこと」を指摘しても

男の子のお子さんを持つ保護者の方に言いたい。

 

「男の子は『できないこと』を指摘しても、できるようにはならない」

 

男の子は小さくても男なので、プライドがある。それがたとえ傍から見て小さくつまらないものだったとしてもね。

 

だから「できないこと」を指摘されるとそのプライドが傷つく。そして発奮してやるようになればいいのだけれど、たいていの男の子はナイーブなので、そこでいじけるのだ。

 

「うるさいなぁもう!」

 

「ほっといてくれよ!」

 

そこで親子バトルが勃発する。攻撃的な言葉は、自分の小さく、ちっぽけなプライドを守るための防衛本能なのだ。男の子はできないことを指摘してもできるようにはならない。

 

もし、「できるようになってほしい」と思ってそうしているのなら、その作戦はすぐに変更したほうがいいだろう。ナイーブなくせにプライドばかり高い「元」男の子の意見でした。