できなくて悔しい?ならね

久々に、できなくて悔しそうにしている子の顔を見た。いいね。最近の子は妙に老成しているというか、「怒り」や「悔しさ」の感情をあまり見せない子も多いからね。

 

勉強に感情が伴う子は伸びる。感動した体験は印象が強くなるからだ。もちろん「楽しい」「面白い」という思いとともに記憶に残るのが理想なんだろうけれど、「悔しい」とか「むかつく」みたいな思いもエネルギーに変えることができる。昔、分からないことがあると悔しくて泣いちゃう子がいたけれど成績が良かった。負けず嫌いもここまでいくと立派な才能だと思う。

 

さて上記の子。

 

できなくて悔しい?ならね、まずやることがある。「『なんでできないのか』と向き合う」ことだ。今までは持ち前の才能で「ふふふん」と鼻歌交じりにできていたかも知れないけれど、そのせいで努力量が足りていなかった。今回できていないのは明らかに以前の内容を忘れているからだ。まずは以前の内容をきちんと身に付ける。その術を学んでほしい。

 

やっと壁にぶつかった。これを乗り越えられればもっと大きくなれる。がんばれ。