ちょっと放牧気味のほうが上手くいく

入塾してから生徒の学力がどれくらい伸びるかは、「自ら動いた量」に比例する。

 

例えば自習。言われて来るのではなく、自ら来る子は当然伸びるよね。あとは問題演習でも、言われて直しをするのではなく自ら直しをしていく子のほうが伸びる。自学もそうで、言われているものだけをやっているよりも、自ら何かを見つけてやっている子のほうが伸びる。なんだこれ、メチャクチャ当たり前のことを言ってるな。

 

でも本当にそうで、言われちゃうとそれが「義務」みたいになって同じことをやっても効果が薄くなる気がする。自分で見つけて実践したほうが良い結果が出るんだよね。「本人次第」っていうのはこういうところにも出る。

 

だから指導も、「過干渉」になってしまうと失敗する。関心は持ちつつもちょっと距離があるくらいのほうが上手くいく。失敗することがあっても、本人に試行錯誤する余地があったほうが知恵が育つというか。子育てと同じだね。