学校で配られる教材。中学生は教科書ど準拠のワークくらいだけれど、高校生になると学校によってさまざまな教材が配布される。
その中に「ちょっとレベルが合わないなぁ」と感じるものが混じっていることも少なくない。生徒の学力に対して難易度が高すぎるものだ。よく言われるのが数学の青チャートね。これはどの高校であっても、全員に配るのはどうかと思うんだ。あと英単語帳なんかでもレベルに合っていないものがよくある。
「もう少し易しめのものをきちんとやらせたほうが、絶対に学力は高くなるのにな」って思う。学校によっては、一部のハイレベルな生徒を一生懸命育てて、大学の合格実績を稼ぐためにあえてやってるんじゃないかなとすら邪推しちゃうよね。
私の思う問題集の適正レベルは、自力でできる問題とできない問題が「8:2」くらいのものだ。一般的には「7:3」とか言われるけれど、もっと易しくていいと思う。大事なのは自分で進められること。できない問題に挫けちゃうよりも、できる問題多めで自信を付けたほうが上手くいく。高校生の勉強は学校で全部賄うことはできない。習うことよりも自学のほうが比率は大きい。だから自分で進められるものを。「難しい教材を使っている」なんていう変なプライドなんか何の役にも立たない。