その行動、惜しい!

授業で行っている英語のテストの再テストを受けに来たであろう子が、受けずに帰ってしまった。残念だねぇ。

 

たぶんだけれど、その理由は「教科書を持ってくるのを忘れたから」だと思う。以前も忘れて、私に一度注意を受けているからね。もう一度忘れて何か言われるのが嫌だったのかも知れないと推測している。

 

明らかに再テストを受けにきた素振りはあった。でも40分くらいでさっさと帰ってしまった。私は早々に「教科書忘れたな」と勘付いたけれど、その子がどう振舞うかを見ていた。

 

「気付いたならなぜこちらから働きかけて助けないのか」と言う意見もあるとは思うが、ここで手を差し伸べてしまうことで奪ってしまうものもあると思ったのだ。おそらくその子は自分の忘れ物のせいで計画が崩れたことを悔やみ、次は教科書を持ってくるだろう。そちらの成長に賭けたい。

 

ただ今回の最善手は、「忘れたことを正直に言って塾の教科書でテストを受ける」だったかなとも思っている。怒られる(注意程度で別に怒らんけど)のを覚悟して来たら、自分の計画も進められたのにね。そういうなりふり構わないくらいのずうずうしさも時には必要なので、身に付ける練習を私を使ってやっていってほしいよね。