漢字や英単語などの暗記ができない生徒は、大きく2つのパターンに分けられる。
ひとつは能力的なもの。暗記作業への慣れや習熟度がまだ無い小学生くらいまでの子や、何か医学的な名前が付くような子。こういう子はやっていけばやがてできるようになるので特に問題ない。
問題なのがもうひとつのほうで、その能力があるのに暗記作業を避けようとする子。塾の指導の現場ではこちらのほうが大変で、何かと理由をつけてやらないほうへ誘導しようとする。それまでの人生はそれでなんとかなってきてしまっていたのだろうね。これをちゃんとやるようにしていくには、考え方を変えさせる必要があって、かなり根が深い問題だと思う。