「ながら勉」をやめるだけで成績は上がる

卓球というスポーツを表現するときに

 

「チェスをしながら100m走をするような競技」

 

と言うそうだ。速筋を全開にして体を動かしながら、頭では相手の先の先を緻密に読むということなのだろう、なるほど~。

 

でも実際にチェスをしながら100m走をすることはできないと思う。普通に100m走ったほうが速いよね。あくまでこれは、卓球がそれだけ高度であるというたとえだ。

 

これと同じで、勉強をしながら何か他のことを同時にやることはまずできない。テレビを見ながらはもちろんのこと、音楽を聴きながらだって無理だろう。そっちに注意がいっちゃう。(環境音とか、自分に興味のない音楽ならばOKだろうけれど、あえてそれを流して勉強する人はいないよね)

 

だからスマホが手に取れる場所にあるなんてのは、「勉強はしてません」って言っているようなものだと思うんだよね。だったらそんな状態でダラダラやるより、勉強するときはスマホが近くにない状態で集中して行って、少し早く切り上げてスマホタイムを設けたほうがいいと思う。