生徒の指導を始める時、「どこまでできているかな」をまず見るようにしている。
今学校で進んでいるところ、前回の定期テストの範囲、前学年の内容...。遡って遡って、数学の指導ならば分数・小数や四則計算の仕方まで戻ることもあるし、英語ならばアルファベットまで戻る。生徒が今、「どこに立っているのか」を知ることは指導をするにあたりとても大切だ。じゃないと生徒を置いてけぼりにしちゃうかも知れないからね。
これを重々分かったつもりでいたのだが、今回ひとつ大失敗してしまった。生徒ではなく生徒の保護者の方に対してだけど。
入塾の面談に来られた保護者の方に、「途中からスタート」な感じで説明を始めてしまったのだ。その方はそもそも「塾に来ること」自体がはじめての体験だったようだ。
「他の塾ってどんな感じですか?」
と聞かれてしまった...。その方に、他との違いを説明しても「ワケわかんない」よね。時間を無駄にさせてしまったかも知れない。大変申し訳ないことをしてしまった。
もっと丁寧な説明を。自戒だ自戒。