大人を試してくる子供って結構いる。「どこまで許されるかな」ってやつだね。大人が思っているよりも、子供って結構見ているものだよね。
もくせい塾では「成績の下がる」と思われる行為は気を付けてみている。例えば遅刻・課題忘れなどはやっちゃダメなの当たり前だよね。たぶんここを
「次は気を付けること。いいね?」
なんて言って終わらせると、
「コイツちょろいな」
ってなっちゃうんだろうね。本当はこの対応って、
「こちらはやることはやっているので、あとはやらなかったアナタに全責任がありますよ」
と言っているわけで、最も冷酷だと思うのだけれど。子供にこのことは伝わらないものなので、どんどんタガが外れていく。そして弛緩して堕落しきった学力の生徒になっていく。引いたラインを守らせるのは指導する大人の責任だと思う。