学力の二極化

わりとイマサラなことだけれど、公立の中学校でも学力の二極化がかなり進んでいる。

 

私が塾を構えている地域では「それほどでもないのかな」くらいに思っていたのだけれど、ちょっと離れた中学校などでは定期テストの得点分布で「フタコブラクダ」が当たり前に見られるみたいだね。温暖化の影響か、日本でも砂漠の生き物が徘徊するようになったみたいだ。

 

こうなってくると、通知表の「3」っていうものの学力幅も広がってくるのではないかしら。定期テストで70点取れる子も40点を超えられない子も「3」がつくことがあるだろうね。真ん中の点数がいないんだから。この差は結構大きい。基礎がほぼ身に付いていない子とまあまあできている子。そのどちらも通知表では同じ評価。こうなってくると受験指導が難しくなるかも知れない。

 

「通知表は足りているけど、倍率が1.2倍。さあ、どうする?」

 

みたいな。通知表の数字だけじゃ、その生徒の実力の見極めがかなりブレるだろう。学校の先生も大変だ。