夏期講習の振り返り➁

 

授業内容に関してはほぼ例年通りに行った。5科目中1から中3の1学期までの復習、国語は現代文・古文の読解法、文法・作文の解き方講座。英語は文法の解説を厚めに行いその中で受験テクニックをしこたま仕込んだ。数学も苦手範囲を中心に全範囲の基礎~標準問題の解説。理科と社会は基礎事項の確認。理科は計算や実験考察問題などの解法も比較的多く触れることができた。

 

今年はそうだったのだけれど、集まった生徒の学力差が大きい場合、そのターゲットの絞り込みが難しい。なので私は基本的には「超基礎」の指導を行う。ついて来られない生徒が出ないように、そして高学力層であっても基礎学力が盤石な生徒はほぼいない。私が出会った中でも過去に4人くらいだ。だからそういう子にも絶対に刺さる授業となると自負している。

 

勉強が苦手な子でも分かるように、そして得意な子を退屈させないようにするのは苦労するところだが、授業の最中に生徒の表情を見ながら修正を加えて変更していくライブの楽しさでもある。