世間は3連休だがもくせい塾は通常通り営業している。中学生の2学期中間テストまで残り3日だ。今日から部活動も停止期間に入っているはずである。受験生は当然すでに教室に来て勉強を始めているが、他学年の生徒はまだまだ集まりが悪い。やむを得ないことでもあるが、これが意識の差ってやつだろう。
テスト2週間前から1日5時間勉強している生徒と全くしていない生徒、その差はこの2週間だけで70時間。定期テストは年間4,5回。少なく見積もっても年間280時間の差が生まれるということだ。こう考えるとどうだろう、それでもまだ
「効率の良い勉強法」
なんてものを求めようとするだろうか。もう断言してしまってもいいかも知れない、初めから効率を求めようとする人は勉強をしたことがない人だ。こうしたところで蓄積の差をどんどん広げられているのにそこには目を向けず、受験が近くなってから「勉強のやり方が分からない」とか言っちゃうのは「楽して稼げる仕事」を探すようなものだろう。確実に前に進む勉強のやり方は、「今、この瞬間」から問題集を開いて解き始めることだ。まずは日々の生活の中から積み上げていくこと。これに勝る「効果的な勉強法」はない。