日々の業務に追われて、しばらくブログの更新がお留守でした。
さて、期末テストも返却が終わりました。今回の塾生たちは、中学生も高校生も、前回より成績を上げた生徒が多かったです(^^)/ 本当によく頑張りました。「やれば上がる」という、当たり前だけれど大切なことを実感できたのではないでしょうか。この調子で3学期末テストに向けて頑張ってもらいたいと思います。
また、この期間で、保護者面談をさせてもらいました。面談期間は大変ですが、保護者の方から普段は聞けない生徒のことを聞けたりするので楽しいです(^^♪ お時間いただきありがとうございました。
今回全ての面談を通して感じたのは、「学習環境の確保」と「国語力向上の必要性」の2点です。自宅学習はどのようにするべきか、または「家では全く勉強しない」というお話しが多くありましたが、私は「家庭で勉強することは難しい」と思っています。自室内の誘惑の多さに打ち勝つこと、特にスマホなどを買い与えてしまった場合、はじめにルールを設けて守らせていなければ、その使用をコントロールすることはとても難しいです。もし私が今の時代の学生でスマホを手に入れてしまったならば、絶対に勉強しないと断言できます( `ー´)ノ ですから、自宅学習は最終到達点として、当面の学習量を確保するためには塾に来て勉強するのが手っ取り早い方法だと思います。家で勉強するように仕向けるためには、いくつものハードルを越える必要がありますが、塾には勉強する環境しかありません。「勉強しなさい」よりも「塾に行きなさい」のほうがハードルが低くて言う方も言われる方も楽だと思います。
もうひとつの国語力についてですが、テストで力を発揮できない子の多くには国語力の弱さを感じます。問題をきちんと読まなくて間違えるということをはじめ、読んでも問われていることを理解できていない場合や、正解を出していても、解答欄に記入する際に書き間違えるなどということも国語力が関係しているのではないかなと思います。また勉強をするときに、問題集の解説を読んで理解することができないと、自学で成績を上げていくことができません。単純にその科目のみを教えていても、国語の力をつけることなしでは、これらの問題点を解決するのは容易ではなさそうです。
私は、国語読解力が全ての勉強の基礎であり、その向上の為にも音読がとても大切な勉強であると位置づけています。おそらく教室で塾生たちの音読する量は、他の塾よりもずっと多いと思います。ですが今の生徒たちの国語読解力を考えると、まだまだ文章に触れている量が少ないと感じます。面談時に、生徒の読書量を尋ねたりもしたのですが、やっぱり少ないですね(^^; どんな本でも本人が興味を持てればいいので、最低でも年間30冊くらいは読んでもらいたいなと思います。
今日は北辰テスト前日で、かつ高校の期末テスト期間中ですので、塾は早くから開いております。いつものメンバーはもう自習に来て頑張っています(^^)/
中3生たちの期末テストの個票が返却されたようです。まだ全員確認できたわけではありませんが、なかなかすごいことになってます。それぞれの科目で学校10番以内が、S君社会数学、R君数学、Y君英語、H君理科と出ています。この小さな塾でこれだけ出るなんて、ビックリです。みんなよく頑張ってますね~(^^♪
1,2年生たちのテストも終わって、答案の返却が始まっていますので、そこからも良い結果が出てくれるといいな~なんて思っています。頑張っている子たちに期待です!